気分転換

気分転換やストレス解消,この大切さが最近分かってきた気がします。

もう少し若いころは,一晩眠れば,翌朝にはリセットできていましたが,最近はそうではありません。

司法研修所でお世話になった検察教官は,修習生への最後の講話の中で,「忙しくしていると,仕事の能率も落ちるし,判断力も鈍る。ストレス発散法を考えておくように。」と述べておられました。刑裁教官も,「実務では,知力より体力である。こまめに体調のケアをすること」とおっしゃっていました。実務について5年目の今は,上記アドバイスのいずれも得心できます。

どの仕事もそうだと思いますが,やはり忙しくしているとストレスが堆積していき,業務にミスを起こすようになります。頭がクリアになっていると,仕事の能率も格段に上がります。やはり上手に気分転換を行い,ストレス解消を行うことが大切ですね。私がイソ弁時代に大変お世話になった事務所の先生方は皆さん,本当に時間を上手に活用されていました。きわめて多忙にされていましたが,裁判所から帰る途すがらよく喫茶店に入りコーヒー等を私にもご馳走して下さいました。10,15分程度のちょっとした時間でしたが,十分にリフレッシュすることができました。仕事から派生するストレスをいかに軽減させ,長い息継ぎで仕事をしていくかを教えていただきました。

私の今のストレス解消法といえば,温泉,それと,子供たちの寝姿を見ることでしょうか。

自宅近くに露天風呂つきの銭湯や天然温泉の施設があるので,ゆったりと湯につかりながら,仕事のこと等いろいろなことを思い巡らしています。不思議と,頭の中をすっきり整理できます。また,子供たちの可愛らしい寝息の合唱を聞いたり,じっと寝顔を見つめているのも,たいへん心が落ち着きます。子供らのためにも,頑張らないと元気をもらえます。

今回は法律とは関係のない内容となり,失礼しました。

(中西)